周りの友人は「出世した!」なんて話を良く聞くのに、自分は全く変わらないんだけど…どうしよう?
なんてことを感じた事はないでしょうか。
今回は出世についての話をしていきたいと思います。
その人自身の考え方にもよるので一概には言えませんが、出世して給料が高くなった方が自分の経済状況は潤いますよね。
それでは出世についてどういう風に捉えるのか、考えてみましょう。
出世することのメリットはあるの?

まずは根本的なところですね、そもそものメリットはあるのかな?というところですね。
これについて考えてみましょう。
肩書きがつくというアピールポイントになる。
例えば、「平社員」と「部長」なんて肩書きの違いがあると、世間的にはどっちが良くみられるでしょうか?
そうですね、普通に「部長」の人の方がいいイメージでみられるわけですね。
人はどうしても知らない誰かと話すときは、立場が上の人の方が話を聞く姿勢だったり説得力だったりがより良くなる傾向がありますよね。
例えば、お店で店員との話をしないといけない時(交渉など)はアルバイトの人と話すより、店長と話をできる方が良いと思いますよね。
その店長がどんな人かもわからないのに、店長の名札をしてるだけで「あ、この人なら」と思ったりするはずです。
このように、他人に対するアピールポイントとして、肩書きというのは大きな意味を持ちます。
もしなんらかの理由で離職した際に転職する時などでも、相手側の印象が変わってくると思います。
給料が上がる。
単純に基本給の上昇や管理職手当といったものが多くつきますよね。
と言うことは、今の給料より増える事は間違いありません。
つまり、自分の価値が上がった事になるわけですね。
詳しくはこちらの記事を読んでください。
これが大企業なんかだったら、イメージだけでなく給料の上がりもすごい事になるでしょうね。
デメリットはないの?
逆に出世することでのデメリットはないのか?という話になりますが。
これはもちろん、責任が増す事が嫌な人には大きなデメリットになるでしょうね。
自分が上に立っているという事は、部下に当たる人がいてその人も仕事をしているわけです。
その人のミスなんかで、外に迷惑をかけた場合なんかは自分が責任を持って対処する必要があります。
「部下にやらせればいい」という意見もあるでしょうが、手続きや処理等はやらせる事にして良いでしょう。
ですが、相手側から見たら上司である人の持ってきた仕事という認識になりますので注意が必要です。
誰がどう関わっているかは相手側には関係ありません。
提出する物があなたの仕事と言うことになります。
全部を失敗した部下のせいにしても結果は悲惨です。
リーダーは誠意も見せないのか…と、相手だけでなくチームからの信頼も落とす事になりかねません。
こういった責任が出てきたり、対外関係も視野に入れるようにしないといけなくなる事が、デメリットになるでしょうね。
他にも、単純に仕事量が増えて残業が増えたりすることもあります。
出世できないのはなぜ?

このようなメリット・デメリットを踏まえて、それでも出世したいんだけどできません!
そんな時には、何故なのか冷静に原因を見ていくのも大切ですよね。
出世も椅子取りゲームですから、社長になりたい!
そう思っても、そもそもの椅子が少ない物だとどうでしょう?
これは考えを変えるか、なれそうなポジションを狙うべきですね。
しかし、周りは出世してるのに自分だけという場合は原因があるはずです。
能力の問題。
まず「上に立つ」事が必要になるわけですから、この能力は必要ですよね。
自分の元で働く人たちをまとめる力が必要になります。
そして、指示待ちタイプの場合もダメでしょうね。
言われたことだけをしている人間を出世させて上に立たせるわけにはいきませんので、自分で考えて仕事が出来る事も必要です。
他には、人への気遣いが出来るかどうかも大切ですよね。
自分の事しか見えてない人だと、周りはついて来てくれないですよね。
それに余裕もなさそうに見えるわけですから、今の仕事で精一杯だと思われてしまいます。
周りを気遣う余裕がある事を見せる事も重要な能力の一つですね。
責任感があるか。
責任を取る気がないのが伝わってくるような人が上司にいたら、悲惨ですよね…
なので、責任感があるというのも上に立つ以上は必要なスキルです。
以下の項目に当てはまらないように気をつけてくださいね!(身近にいたら気をつけてください)
- 失敗したら言い訳から話し出す。
- 期日を守らない、遅刻する。
- 手柄は自分のもの、ミスは他人のせい。
どうですか、当てはまりませんか?
流石に一生懸命働いているからこそ、出世しない悩みに直面されているのでしょう。
ですから、これらは当てはまる事はないと思います。
将来自分が出世した時もこの記事を思い出していただいて、こんな嫌がられる上司になっていない事を祈ります。
そもそもの雰囲気やオーラが駄目。
上司になる人が近寄りがたい雰囲気でムスッと仕事していたり、会釈の一つもない無愛想な人だったらどうでしょうか?
流石に、もうちょっと良い空気を出してくれそうな人の方がチャンスがありますよね。
日本は礼儀を重んじる傾向もありますし、日本の会社・企業で出世を狙うのなら挨拶は基本だと思っていた方がいいと思います。
頑張ってるオーラが出ていない、そんな場合も注意ですね。
実際に仕事を見て成績を見て、一緒にいる時間も長い。
とかなら、自然と仕事をしている感じで見てもらえるとは思います。
ただ、たまにしか見られない・評価されない環境でやる気が見えないと、「あの人からは仕事の意欲を感じない」なんて評価になることと思います。
ホントにダラダラ仕事してたら、もはやどうしようもありませんが…
こんな感じで、出世には見られて評価されてという事が付きまといます。
どれだけ人の目に付く頑張りをしているか周りから気に入られているか、という事を気にしていく必要がありますよね。
解決するためには。

以上を踏まえて、出世するためにはどう考えてどう動くのがいいのかをまとめていきたいと思います。
自分についての考え方。
- ポジティブで情熱的…まずは、意欲の問題ですね。このような意識で仕事をしていれば、自然と「頑張ってるなー」なんて目で見られる事でしょう。ハングリー精神が無い!とか言われないようにやる気を見せましょう。
- 向上心がある…いますよね、引き出しがたくさんあって日々スキルアップしてる人。こんな感じで、成長していく意志を伝える事も大事な事です。
どうですか?
精神論な感じですが自分だけの力で変えられる部分なので、ここは頑張り放題です。
納得のいくまで張り切ってみましょう!
会社や周りの人についての考え方。
- プラスになる人材…会社の目標達成に貢献したり、会社の成長を考えている。
- 頼り甲斐がある…周りをフォローしている、話しやすくいい人間関係が築けている。
このような感じで、会社にとって貴重な戦力と思われる方は出世の候補になりやすいでしょう。
それに周りの人たちを助けてあげてるような人徳のある方なら、周りからの不平不満が出るどころか、推薦も期待出来るのではないかと思いますよ。
以上のように出世についての話をまとめてみました。
なんで自分だけ…
そう悩んでいたなら、このような事に気をつけて明日からの勤務姿勢を変えていけば、自分にもチャンスが回ってくる事でしょうね。
ワンランク上の人材になれることを祈っております。
このような本で、仕事の成果の出し方を学んでみるのもオススメです。