痩せようと頑張ってるのになかなか痩せない原因の一つとして、こちらで睡眠不足の話をしました。

この中であげた「コルチゾール」について。今回はより詳しく見ていこうと思います。
こんな問題が出るんだなあ~とわかっていれば、ただ漠然と怖がったりせず、対処への気持ちが変わったりするでしょう♪
気になる方はぜひ最後まで見ていってください。
コルチゾールの影響
コルチゾールとは、外からのストレスに対して出るホルモンです。
睡眠不足はもちろん、ファスティングなどのカロリーや糖質の制限、筋トレなどの運動も当てはまりますね。
よく体験するであろう日常で言えば、職場のストレスから運転中のストレス、さらにはお金がない!みたいなストレスと言うか不安ひっくるめてストレスを感じたら出てくるものです。
そして、このコルチゾールの量が高い人ほど太ってるって研究結果も多いようです。
「え?じゃあトレーニングとかファスティングとかダメじゃん」
そう考えちゃいますよね。
実はコルチゾール、良い面もあるんです。
- 血糖値が上がる
- インスリン分泌量が下がる
- アドレナリンがでる
- テンションが上がる
みたいな感じで、今から頑張るぞ!戦うぞ!なんて時には必要なものなんですね。
つまり、コルチゾールがなさすぎてもやる気でないし脂肪の燃焼率も上がらないというわけで…
高いと太るし、低いと痩せないし、じゃあどっちなんだい!?ってなりますよね。
この分岐点が「時間」になります。
事件などでは、コルチゾールの分泌が6時間までなら体脂肪が燃えていて、11時間を超えてると体脂肪も燃えてなかったそうです。
他にも運動にフォーカスすると、60分くらいの運動をするとコルチゾール量がガツンと上がってしまい。
40分以下の場合は適度な量だったという話もあります。
なので、まとめると
- 長時間のストレスはダイエットに悪影響
- 長時間の運動も考え物
- 全く運動しないのもまた問題
みたいな感じですね。
もちろんここに、以前のべたような睡眠不足の問題も加わりますのでお気をつけて。
コルチゾールの悪影響対策
このストレス社会、コルチゾールとの闘いはなかなか避けられないのではないでしょうか?
逆にストレスとか全くない人に関しては簡単で、一言「筋トレしろ」でコルチゾール問題は解決なのですが…
やばい慢性的にコルチゾールの分泌をしてる環境だわ…て方は、何かしらの対策を!
そのための一助となるようなものをいかにご紹介。
当たり前ですが、ストレス発散の方法を日常に持ちましょう。
これが「ある」と言う存在を認知するだけでも結構なストレス解消効果があります。
「私にはストレスが溜まっても、こんな発散方法があるもんね♪」的な。
とはいえ、ぜひとも取り組むまでセットでできるのが望ましいです。
「同じようなストレスを受けるなら朝にする」
と言うのも効果的です。
心理実験などで朝と夕方とを比べた場合、夕方に受けたストレスのほうがコルチゾールの量が増加したと言われています。
何事も朝にやるのがいいよ~なんて話を聞きますが、こういったことも影響しているのかも知れませんね。
最後に栄養的な話をしましょう。
- 炭水化物を摂取する
- タンパク質・脂質・糖質のバランスを整える
これらは、ついつい炭水化物食わないから!とか、タンパク質だけ大量に摂っておけばいいよね!
みたいになりがちな方もいると思いますが、コルチゾール的にはNGです。
上の方で書いたように、コルチゾールは低血糖にならないような作用をしてくれてますよね。
なので、低血糖状態になるのは余計に分泌量を増やすだけなので逆に太る可能性が増します。
炭水化物摂らないようにしてるのに痩せない!?なんてお悩みの方の原因はコレかもです。
タンパク質の話も以前しました。

とはいえ、摂りすぎはよろしくないんですね。
と言うか、他の脂質や糖質が不足してる状態での摂りすぎが体への負担を上げすぎちゃうからマズいんですね。
ということで、コルチゾールも上手に付き合っていきダイエットの一助にしていきましょう。