私自身がゲーム好きなので、ゲームっていい効果あるよね?
そんな話を繰り広げてるわけですが。
特に子どもに対しては敏感に感じる方も多いようなので、以前にもこんな話をしています。


そして、また最近2018年から行われていたビデオゲームに関する子どもへの影響の話題が出ていたのでどんな内容だったのか話していこうと思います。(参考1・参考2)
子ども時代から成人に向かうにあたって
ゲームが好きなわが子が心配って方は、(どんな心配をしているかにもよりますが)ストレス緩和の材料になればなと思います。
記憶力に対する影響
平均的な子より長めにゲームをしちゃう、いわゆるゲーマー的な子どもの場合。
今回の条件は
- 週に21時間以上のプレイ時間がある
- 9~10歳の範囲のこのデータを使用
と、ちょうどゲームのルールやテキストもしっかり理解できる年齢になってからの子を対象にしていますね。
しかもプレイ時間も基準があり、その基準以上プレイする子とゲームをしない子に対しての結果になります。
ゲームは1日1時間の子は含まれないのが残念。
この対象に分けてみた場合、脳の注意と記憶に関する領域の活発さが違っていてテストにおける成績もよかったという結果がわかりました。
テストを受ける時の脳の活動パターンから変わっていたようで、脳の使い方が上手になっていたと言えるでしょう。
このような認知能力の向上だけでなく、その後の記憶力に関するデータでもゲームをする子たちの方が優秀な成績を収めたという事で、ゲームをすると頭が悪くなるとは言えなくなりましたね~
むしろ禁止する方がわるくなるという…
そしてこのテスト、認知能力だけでなく注意力や身体能力、メンタルヘルスも含まれていたので、それらについても見ていきます。(fMRIの画像も調査されており、本当に脳の様子から調べられてるようですね。)
その他の能力
まずはメンタルヘルス、攻撃性が増したり楽しむ分幸せになりやすいのかについてですが、これについては残念ながらゲームをしない子たちとの差はなかったとのこと。
悪影響もいい影響も、メンタル面においては関係ないってことですね。
つまり、大事なのは楽しく過ごせるかどうか。
次の身体能力について、ゲームで体使わないんだからそりゃ悪い結果になるだろうと思いました。
ところが、ここでもやはりゲームをプレイしている子たちの方が優秀な成績を収めたようです。
決断力や注意力の向上もあり、そのことから運動においても的確な状況判断などを行える脳に成長しているため、運動能力としても高い評価を得られたようです。
こうした脳力の向上につながり、衝動抑制力も高まるという結果から「子どもの将来を心配して」と言う理由でのゲーム禁止は悪手と言わざるを得ませんね。
ADHDの治療も視野に入れる開発も行われているくらい脳への影響は良い方向に傾いてますので、時間が溶けていくという心配がないなら問題はないかなと言える話だったと思います。
ゲームの構造はいろんなところに活かせるので、好きなら突き詰めるのもありでしょう。