ジムはいろんなトレーニング機器が揃っていて、鍛えたい部位をピックアップして鍛えるのにはもってこいの場所ですよね。
そんなジム、ランニングマシーンやサイクリングマシーンもあって活用している人もよく見かけます。
それを見てダイエットをしようと自分も頑張ってジム通い!
だけど、一向に痩せる気配がない!?
そういった経験はないでしょうか?
ジム通いで72%の人は変わらないか逆に太ってしまうというデータもあります。
今回はそれがなぜ起こるのか、それを防ぐためにはどうすればいいのかをお話しします。
最初に一言
「ジムに通い続けれてるだけで、ダイエットを成功させる素質は十分です」
ジム通いで太る原因
ダイエット目的でジムに通う場合、積極的に使うのがランニングマシーンじゃないでしょうか?
たしかに、長く走ればカロリーを消費することができますからね。
しかし、気を付けてほしいのがどのくらい走ればどの程度のカロリーを消費できるのかを知ってますか?
と言うところです。
1時間で500Kcalですかね?それとも1000Kcalでしょうか?
ダイエットとは「摂取カロリー<消費カロリー」なわけですから、厳密とはいかなくてもある程度の目安になるくらいは把握しておくべきです。
たとえば摂取カロリー
- ごはん150g=252Kcal
- コーラ200ml=92Kcal
- ビール中ジョッキ=230Kcal
- ショートケーキ=344Kcal
みたいな感じです。
それで消費カロリー、ランニングでどのくらいかと言うと
- 体重Kgx距離km=消費カロリー
となりますので、私が70Kgなので3キロ走ったとしましょう。
山手線で例えると3駅分(一駅平均1キロちょいらしい)走る感じ
70x3=210Kcal
つまり、3駅分のランニングでもご飯1杯分にも届きませんね…
余談ですが、女性を対象とした研究にはなりますが体脂肪5キロ落とすのにどれだけの走り込みが必要か?
そんな研究がありまして、そのじかんあんと385時間のランニングだったそうです。
(毎日1時間走っても1年で終わらない…)
こんな感じで消費と摂取のカロリーは把握しておきましょう。でないと、この記事で書いたような事になります。

つまり、食べた分の消費でジムで頑張ってきた!
とか、ジムで頑張ったご褒美だ♪
なんてことになり、結局消費カロリーよりも摂取カロリーが増えてしまって、ジムに行くのに変わらない。もしくは太ってしまうんでしょう。
だいたい一回のジム通いで消費しているカロリーは300Kcal程度だと言われています。
どうやったら防げるの?
では、こうしたジムでの頑張りが結局太っちゃう…
その問題を解決する方法はないのでしょうか?
ジムが無駄か?
そう聞かれたら「まったく無駄じゃないし、有用だ」と答えれるほどのメリットもあります。
じゃあなぜジム通いで太るなんて話をしてるのかというと、目的を確認することが大切だからです。
「最終的に痩せるため」そのためにジムに通うのは間違っていません。
大きな目標と言うやつです。
その間にジムに行くための小さな目標を正しく認識しておきましょう。
ジムに行く目的すなわち…
- 体力をつけて疲れにくい体を作る
- 筋肉をつけて痩せやすい体を作る
この2点に注目しましょう。
「今ジムで頑張ってるのは今後のダイエットのためなんだ!」
これが正しい認識ですね。
この目的をもってジムに挑めば「ジムで頑張ったからご褒美だ」なんて発想にはなりません。
ジムはこれからのダイエットための土台、その土台作りの最中に土台を壊そうとは思わないでしょう。
筋肉が付けば基礎代謝そのものが上がるので、より痩せやすい体になります。
いつもと同じ行動なのに消費カロリーが上がるのはいいですよね。
結局どういうことなのかをまとめますと。
- ジムで痩せるのは難しい
- 体力と筋力を作るところ
- その作った体力と筋力を日常生活に活かして消費カロリーを上げる
- ダイエットにつながる
と言う事ですので、ジムでダイエットと思わず「ジムでダイエットの土台作り」とおもいましょう。