明日は休み♪
お買い物に行くぞ〜
明日だか、人数が足りないから出勤してくれ
わ、わかりました…
この会話のような感じで休みがなくなったことはありませんか?
せっかく予定を立ててたのに…と思いながらも断りづらかったりで応じてる人が多いと思います。
断ったりすると色んな面倒そうな事が思い浮かびますよね、例えばですが。
- お前のせいでその日が大変だった。
- みんなは応じるのに自分だけ断るなんて…
- フォローし合う気持ちはないの?
- なんで(その日)出勤にできなかったの?
- etc…
思い出すだけでも色々な事が思い浮かびますね。
鋼のメンタリティなら、この程度なんて事ないのでしょう。
しかし空気読んじゃうタイプな場合は、職場に居づらくなるのも考えものですよね。
今回はこんな予定の立てにくい突然のシフト変更について、どう解消すればいいのかの話をしていこうと思います。
結論から言えば、職場の就労規則をしっかり把握しておく事が大事ですよ。
断った際のデメリット

まずは、なぜ断りづらいのかをより詳しく見ておこうと思います。
人間関係になりますので、出来るなら丸く収めたくなりますもんね。
文句を言われる。
上でも軽く話しましたが、周りから色々言われますよね。
「他の人たちは出てきてたんだ、あなたも出るのが普通よね?」なんて言われますし、「一番若手が断るなんて信じられない」とかも言われます。
そんな、あなた方が生きてきた旧世代の常識で測られても困ります…
そう言いたいところですが、会社にいる以上は会社員らしくしないといけないのでしょうね。
その会社を選び入ったと言うことは、そこの暗黙の了解というものがあるようですよね。
給料をもらって働いている手前、空気に従うのもやむを得ないことだと考えなきゃですね。
周りの態度が変わる。
これだけの文句を言われるわけですから、こちらも想像にかたくないでしょう。
自分に対する周りの態度が変わってきます。
- 風邪を引けば…体調管理も仕事の内でしょ?
- 仕事の質問すれば…同じこと何回聞くの?一回で覚えてよ。
- 仕事で手間取れば…どれだけ時間かけて仕事してるの?他にも山のようにあるのに。
- ペットが死んで落ち込んでても…職場に暗い空気を持ち込まないでくれる。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」なんてことわざがありますが、まさにそんな感じで嫌われる可能性があるでしょうね。
同じ内容でも他の人には心配したりしてるのに、自分に対してはこんな態度だったというわけです。
評価に響く。
評価する側も人間です。
どうしたって好き嫌いで判断する場面が出てくるでしょう。
こちらでも少し書きましたが、信頼関係も人の見る目に影響を与えますよね。
例えば、好きな人が募金をしてると「慈善活動もしてるなんて素敵」とか思うもの。
それが嫌いな人が同じように募金してると、あら不思議。
- あの集めてる人が可愛かったから話したかっただけでしょ
- いい人ぶって、偽善者ね
こう言った具合に、同じ行動なのに受け取り方が変わってくるわけです。
こうした感情的な物の見方をする上司に囲まれていると大変ですね。
もちろん評価されるのは上司に好かれている方になりますから。
こういった行動にまで影響が出てくると思います。
うまく断る為に

こうしたデメリットを少しでも軽減し、「突然出勤することになった…せっかくの予定が!」
そんなショックを無くす為に気をつけておくといいこともありますよね。
職場の就業規則を調べる。
まずは大事なのがこれですね、就業規則や雇用契約書の確認。
出勤するにしろ断るにしろ、職場のルールに従う事こそが誰にも文句は言えない方法になります。
終わらないから、明日の休みも出勤で。
なんてことになったら休日出勤の手続きを踏むようにしたり、残業しなきゃいけない時もそうですね。
就業規則として明記されているなら、それらを申請して受け取る義務があるわけですよね。
時間外勤務を行う際には行うのを義務にすることを周知していきましょう。
会社がそれを許可しなかったり上司が面倒がってやらなかったら、それを理由に断る事ができます。
他にも、当日急に「今日は休みでいいから今度の休みの方に出勤して」とか言われたりしても困りますよね。
休日が増えるだけならまだ良いですが、他の日の休みがなくなる…
その日に予定があるなら面倒なことになりますよね。
それが規則として何日まえまでに連絡などの条件があるなら無理だと断ることもできます。
なので、まずはルールを確認して知っておく事が大事ですね。
これで、普通に「嫌です」なんて言うよりかは上記のデメリットを軽減させられるでしょう。
理由を伝えて断る。
あらかじめ出勤できない理由を伝えておくことでも、休日出勤などの予定の崩れる突然の勤務は減らせるでしょう。
例えば、
- 引っ越し
- 冠婚葬祭
などの予定があらかじめわかっている場合は、その日は友人の引っ越しの戦力で行くと約束してまして。
など、前もって言っておく事もできますよね。
「今月の○日は結婚式なんですよ」だったりですね。
他にも、
- 家族のお世話
- 体調不良
なども、次の日にまで影響してしまっては困るからと断る理由になると思います。
日常会話の中で、上司や先輩が「風邪引いて一日寝てたよ」や「親の面倒見てたんだ」なんて話をしていたのなら、それを自分も使うようにさせてもらいましょう。
「この前○○さんが言っていたような、親の面倒を自分が頼まれている日になりまして…」と言った感じですね。
さすがに、自分に経験あるのに他人には認めない。
そんなサイコパスな方でなければ、自分もあったしな…と考慮してくれるでしょう。
ただ気をつけたいのが、同じ理由で何回も断らないことですね。
あの人の叔父さん、何回か死んでない?みたいになってしまいますので。
法的に考えると。
簡単にお話ししますが、休日出勤を会社側がさせる場合は2つの条件が必要になります。
- 就業規則に休日出勤についての項目がある。
- 36協定が結ばれていること。※リンクは36協定について
これらが必要になると言う、知識だけでも知っておくといいでしょう。
天秤にかけましょう

ここまで読み進めれたと言うことは、休日出勤についての悩みが大なり小なりあるかと思います。
なので、ここまで悩んで迷ったら以下の事を考えてみてください。
今の会社と上手に付き合っていく。
上で述べたようなデメリットを踏まえ、上手に断る事も考えながら今のまま変わらずに仕事をしていくと言う選択肢ですね。
一応、ここまで読んでいると言うことは上手な断り方などもわかってきたかと思います。
それを駆使しながら仕事をしていけば
- 友達との約束を破って申し訳ない…
- 子どもの面倒を見れずにごめん
こう言った気持ちで仕事をする事も減ると思います。
転職先を探す。
雇用形態などの働き方が、しっかり整った会社(職場)を探すのも一つの方法だと思います。
悪くなった人間関係の中でストレスを抱えながら仕事するより遥かに精神的にも安心ですし、会社に文句を言いながら出勤するより遥かに建設的です。
まとめ
デメリットや断り方などを考慮し、これからどうするかを考えて未来を決めましょう。
仕事は一つじゃないですし、今の職場もそのままとは限りません。
自分にとってより良い未来を勝ち取れる選択をされてください。
それでは、今回はここまでにします。