最後の休日の夕方より訪れる…

1日休みだろうと長い連休だろうと、構わず憂鬱になることはありませんか?
俗にいうサザエさん症候群。
こうならないためには、こちらの記事↓で書いたような方法を試すのもありですが、他にもできることがあるので、そちらのご紹介。

今の仕事に対して
「特に大きな不満はないけど、漠然とした不安がある…」
そう感じているなら試してみる価値のあるテクニックになります。
飛び出したくなるほど嫌な仕事なら転職するでしょう!
(その際は上記の記事にも書いてあることに注意しながら仕事を見つけてください)
仕事に価値を見出す
その方法が「ジョブクラフティング」と言われるテクニックです。
JR東日本がこの方法で凄い効果をあげたとか。
価値を見出すとは書きましたが、「捉え方を変える」とも言えます。
自分が今している仕事に対しての捉え方、きっと同僚と比べても一緒と言う事はないでしょう。
そう感じさせる逸話があります。
セントポール大聖堂を作っている際の現場での話です。
あなた方はここでどんな仕事をしているのですか?
石を削ってるんですよ
時給で働いてるんです
美しい大聖堂を作っているんです
と、このように同じ内容の仕事をしていたとしても本人たちの捉え方は全く違っていた。
そんな話です。
AさんやBさんのような、作業やお金を気にして働いているとモチベーションなんて続かないでしょう。
ですが、大聖堂を作るという大貢献をしているんだという気持ちで仕事をしている人は、きっと完成までモチベーションも落ちることなく、働き続けることができたでしょう。
この逸話のように、同じ仕事でも捉え方ひとつで変わっていくのが仕事のやりがいや楽しさと言う事ですね。
今自分が取り組んでいる仕事、どのように捉えてますか?
一度捉えなおしてみるのも良いかも知れませんね。
例えば保育士なら。
「子どもを見守るのが仕事です」
↓
「この子たちの成長を良い方向に導いていくのが仕事です」
ざっくりとしたたとえですが、このような感じで練習してみましょう。
ジョブクラフティングにがっつり取り組むには?
ここからは少し手間をかけてでも今の仕事の捉え方を変えていき、なんとなく嫌な感じ…と言う状態から抜け出すためのテクニックを解説。
辞めるまでは思わないけど、仕事行くのも億劫だという人は試してみてください。
極力簡単に解説します。
手順はこんな感じ
- 仕事内容の割合を把握
- その内容について考える
- 動機と嗜好を考える
- 課題を見つめなおす
- 関係性の見直す
- マインドセットを変える
- これからとるべき行動を具体的にする
この流れになります。
少し詳しく話していきましょう。
仕事内容の割合を把握
今の仕事内容をブロック化してみましょう!
それをぜんぶで100%になるように作ります。
時間や労力の割合の大きな仕事なら大きな比率で、小さなものは小さい比率で。
- 書類…60%
- 来客…20%
- 取材…15%
- 電話対応…5%
みたいな感じで、自分の仕事はどんなことをしているのか他人が見てもわかるくらいに作っちゃおう。
その内容について考える
それができたら、その内容について考えてみましょう。
- 始めたてのころと比べて割合は変わったかな?
- それらを比べた時にどう感じたかな?
- 内容を把握したことで驚くことってあったかな?
動機と嗜好を考える
今度はそれらの内容に対して、動機と嗜好を当てはめてみましょう。
「楽しさを求めてるなー」とか「集中力を発揮していきたいなー」とか。
動機と嗜好についてどんなものかと言うと。
- 動機…仕事を通して達成したい価値観や、仕事に駆り立てるような感情について
- 嗜好…どのような能力を発揮していきたいか?
課題を見つめなおす
これは今の仕事に対する責任の範囲を見直す感じですね。
その仕事に対するイメージを新しい言葉にしてみるのがわかりやすいでしょう。
たとえば「子どもを見守る」を「子どもが安心して過ごせるような環境を作る」みたいな。
関係性の見直す
切りはなせない職場の関係についての見直しです。その仕事に重要な人物を思い描いたら「その人とより良い関係を築くには、自分の動機や嗜好をどのように活かしていけるだろう」と考えていきましょう。
マインドセットを変える
聞いたことありますか、マインドセット?
自分の考え方やものの見方の様なものですね。
それらを仕事に対して行い、視点を変えていきましょう。
- その仕事は大きな目標に繋がってるか
- 価値観を満たしたりするのに役立っているのか
考えつつマインドセットを変えていきましょう
これからとるべき行動を具体的にする
そして最後がコチラ。
いままで洗い出してきた内容をもとに、これからどうしていくべきかを具体的なアクションプランにしましょう。
- これらを現実にするためにどんな行動がとれるか?
- 助けてくれそうな人は誰か?いつ助けを依頼する?
- 待ち受けているだろう困難や障害はどんなものがありそうか?
これを参考にやってみましょう♪
大切なのは「役割」
自分がどんな役割を果たしたいのかを評価の基準にアクションプランを作って行動していきましょう。