昨日読んだ本の内容、
友達に話そうとしたら思い出せませんでした!
あ〜わかりますね。
バッチリ覚えた!って言うのも難しいですよね。
どうやったら、読んだ本を自慢げに話せますかね?
オススメの読み方がありますので、
試してみてください。
せっかく読むなら、自分のものにしたいのが読書ですからね。
いやいや読むのも違いますし、読んだ本の内容を思い出せない。
こうならないための読書の仕方を話していきます。
結論から言うと、本は完璧に読まないといけないと言う思い込みを捨てましょう。
本を読む前の準備

まずは、本を読む前に準備するべきことがあります。
せっかく手に入れた本、あなたはどうしたいですか?
おそらく物語を楽しみたかったり、本の内容を勉強したかったりするんじゃないかなと思います。
そこで「この本の一言一句を忘れないようにしなきゃ!」と言う気持ちになりますよね。
気持ちはわかりますが、これでは途中で疲れて挫折したり、忘れたら戻って読み直して見たりと進みません。
読書をする流れがある?
本を読んだことを活かすために、読書のサイクルというのがあります。
- 本を読む準備をする。
- 本の読み方を知る。
- 得た知識をアウトプットする。
という順番ですね。
読む前に準備!?と思うかもしれませんが、これが特に大事な事になってきます。
途中で挫折してしまうのも読み終わった後何も覚えてなかったりするのも、この準備ができてないからですね。
せっかく読み始めた本を途中でやめたら軽く「自分ってダメだな…」なんて凹みますよね。
読み終わったから、話そうとしても内容が出てこなかったりすると悔しいですよね。
そうならないために、このサイクルに沿って読書をした方がいいわけです。
本を読むための準備とは?
まずは、以下の事について思い込んでいないかを気をつけましょう。
- 速読で、いかに早く読めるかが大事。
- どれだけたくさんの本が読めるかが大事。
- いい本に出会ってこその価値のある読書。
一番大事な準備は、その本から何を得たいのかを明確にする事です。
その本を手に取り、何を知ってどう活かそうと思ったのか。
この目的が明確であるほど、本に対する集中力や理解力が変わってきます。
3つの気をつける事はどうすればいいの?
では、上の思い込みに関してですが。
速読に関しては、読んだ気にさせて内容がフワッとして終わるという研究もあります。
つまり読んだ気持ちになるけど、内容聞いても話せない典型的な物ですね。
それなら、スキミングと言われる手法(必要そうな場所を拾い読み)を使うことの方が頭に残ります。
どれだけたくさん読めるかに関しても、ただ漠然と眺めて読み終えた数を求めただけでは頭には残りません。
ここでも、事前準備の「本を読む目的」が大切になります。
人の脳は必要に迫られると積極的に記憶しようとするんです。
なのでまずは、読んだ本の数ではなく得る知識の数を増やしていきましょう。
価値のある本を読みたい事も、どうせ読むなら自分にとっていい本を読みたい!
その気持ちはとてもよくわかります。
ただ感性も人それぞれですし、自分を取り巻く状況はその時々で変わっていきますよね。
なので、他人の進めるその本があなたにとっていい本とは限りません。
自分が得たい情報かどうかを基準にして選ぶのが一番な訳ですね。
そこでわからない箇所があれば、「わからないと言う情報」を知ることができます。
読むときに気をつけること

事前準備として「本を読む目的」を決める事の重要さがわかったかと思います。
なので、ここからは読み進めていくにあたってこんな事を心掛けていきましょうと言う話をします。
準備が整ったら、読み方も知っておいた方がいいですからね。
この読み方で一番大事なのは、「本を読む目的」から欲しい知識を具体的に決めておく事ですね。
いざ読むぞ!といった時にすることは?
「何を得るかを決めておくことが大事」と言いましたが、このことを思い出せるようにする工夫も必要になってきます。
集中力が切れてしまった時などに有効な手法です。
- 本を読もうと思った理由
- 何を得たいのか
- 読み終わったらどうなりたいのか
これをしおりの裏かメモに書いていつでも思い出せるようにするといいですよ。
あとは、挫折対策として
- 今まで挫折した時はどんな時か
- 集中力が途切れるのはどんな箇所だったか
- モチベーションが保てない
などの挫折ポイントを把握しておくことで、それらに対する対策ができるようになりますのでおすすめです。
読み進めていく時は何をしたらいい?
目的があって読んでいるわけですよね。
ぜひ「こんなことが書かれているんだ」と言う予想をしながら読んでみてください。
これで関係ないところは飛ばしてもいいやと思えるようになりますし、意外性を感じる箇所は記憶に残ります。
人間はイメージしていると記憶に残りやすいものなので、読んでいる内容を想像しながら読み進めるのもいいですね。
「マンガで読もう」が人気なのもイメージしやすく覚えやすいから、と言うのもあるのでしょうね。
少しでもイメージしやすいように、読んだことを「要するに」とまとめて見るようにしてみましょう。
最後に、少しでも記憶に残したい時にオススメの手法があります。
それが、本を読む前に5分ほど好きなものに触れることですね。
そうする事によって、海馬の働きが増して読む本に対する記憶力が増してくれるわけですね。
ゲームなどの好きなことはよく覚えれるのには、こう言った意味があったんですね。
読んだらどうするか

では、読みたい本を読み終わったらどうするのが良いのかと言う話をしていきます。
サイクル的には、アウトプットの番ですね。
実際に人に説明することが一番の記憶に残す方法です。
いきなり話して良いかな?
せっかく得た知識なので、すぐに話したくなるのもわかります。
ですが、その前に一つだけしておきましょう。
情報の整理ですね。
- この本から得たものは?
- この本はどんな始まりで、どう終わった?
- この本のキーポイントやコンセプトは?
- テーマとしていつ問題提起は何?
などの内容などを思い出していきましょう。
思い出すことが大事で、記憶につながります。
他にも本を読んでたら、似てるところや違うところなども思い出して見るとより良いですね。
実際に話すときに心がけることは?
「6歳の子どもに説明できなければ、本当に理解したとは言えない」
なんて言葉もあるくらい、理解=誰にでも話せる事って事ですよね。
なので、この位に自分の血肉になってこそのアウトプットだと言えます。
一番大事なのは知識量ではなく、説明力!この気持ちで話すように心がけましょう。
「説明上手は例え上手」と言われます。
日常の例え話をいかに話に組み込めるかを考えて見るのも良いでしょう。
それが難しいなら「出典・データ」を覚えるのも良いですね。
あとは、簡単に・自信を持って・相手に寄り添う形で話してあげる事で相手に届く話し方ができますよ。
一度で全て読んで完璧に覚えようとせずに「大事なとこだけ読む事」「忘れるからもう一度読む気持ち」を持って読書に取り掛かりましょう。
こう言った本を読んで、次から読む本を効率的に読んでいくのも良いかもしれません。