「嫌われる勇気」のアドラー心理学でも言われていましたが、全ての悩みは人間関係から始まる。
そう言われてるくらい、誰しもが悩むことのある人間関係の悩み。
今回は、「職場の人間関係」について苦しんでいて、これからどうしようか悩んでいる人に向けての記事になります。
なぜ人間関係の悪化に繋がったかを考える。

まずは原因の方を考えていきましょう。
価値観の違い。
まずは、なんとなく合わないなんて時に考えられるのがこれじゃないかと思います。
特に先輩方との関係の中で感じたことがある方は、モヤモヤを抱えて仕事に勤しんでいるのではないでしょうか。
自分はこう思うのに…と思いながらも、納得のいかない仕事をしてる。
これが相手にも伝わっているのか、雰囲気の悪い奴みたいに思われてる可能性がありますよね。
相手に原因がある場合。
それぞれ、自分が思う仕事の理念に沿って仕事をしていると思います。
基本的には、仕事は何人かで関わり合いが出てしまうものです。
つまり、それだけの人数の仕事のやり方にがあるという事ですね。
たとえ話の一つですが、上司二人に振り回される図になります。
提出用の書類がどっかにあるから、ちょっと持ってきて。
このようにAさんの手伝いをしている中で書類が必要になったのでもらってきて欲しいと頼まれました。
それから、事務所の方に受け取りにいったとしましょう。
しかし、事務のBさんからの返答は
事前に渡しているんだから、そっちにあるでしょう!しっかり探してきて
との返答だったので、それをAさんに伝えますよね。
しかし、Aさんにとっては頼んだ時点でその仕事は終わってるんです。
なので当然こんな返事になるんですよ。
そんなものは知らない。自分は忙しいから、最後までやってくれ
こう言われると、Bさんにまた貰える様に頼むしかなくなりますよね。
結局もらいに行っても、こうなる訳です。
書類の管理も出来ないなんて、なんでなの?
と小言を言われる上に、戻って上司に伝えてもこうなる訳です。
もらった記憶はない。
そもそも任されたのなら最後までしてくれ
最終的に何故か、自分が仕事できないレッテルを貼られる。
似たような経験ないですか?
これが新人の頃だと辛くないですか?
自分に原因がある場合。
自分に原因があるなら、わかりやすいですね。
自分のミスで誰かに迷惑をかけたりするなどですね。
そんな時に関わった方との関係が悪くなる事もあると思います。
他にも、あまりに自分の仕事ができなさ過ぎて周りに負担をかけて迷惑をかけていたりするなど、給料は同じなのに仕事量が違うと思われた場合ですね。
こんな事で最初のうちは大丈夫だったけど、何回も重ねていくうちに関係が悪くなる事ありますよね。
人間関係を改善するには。

やはり仕事は他人と関わる以上、悪い関係性のままだと仕事にも影響が出ます。
何よりも職場の居心地が悪くて、職場に行きたくなくなりますよね。
そうならないためにも、関係は良好でいられる工夫は必要だと思います。
自分を変える、改善する努力をする。
上で散々、他人のせいだと話しておいて今更感がありますが。
これもアドラー心理学の考え方の一つなのですが、結局全ては自分に原因があると考える事が必要だと言われています。
まずは自分のスキルアップを目指しましょう。
仕事ができなくて、それが原因で関係が悪くなることはなくなります。
物事の受け取り方も、自分の力で変えることはできます。
起こった事象に対して一個だけの見方をするのではなく、少し視野を広く物事を多面的に見るようにしましょう。
今までとは違った物事の受け取り方ができるようになります。
スルースキルを身に着ける。
自分の改善とはまた違う方向になりますが。
小言や陰口など、聞いてもどうしようもない事などを聞く様なことがあった際は、このスキルがあることで余計なストレスを抱えることなく仕事ができる様になります。
スルーとは言っても、無視することではありません。
自分に対するアクションなら、しっかり返すようにしましょう。
大事なのは、話は聞きはしてても嫌な内容だったら「受け止めず」「受け流す」ことができる様になるスキルですね、これもあると心強いですよ。
ストレス発散を心がける。
やはり、どうしてもストレスを感じるのが人間です。
そのストレスに気づいて上手に発散することも大切だと思います。
やせ我慢で「私は大丈夫、ストレスなんて感じていない」とストレスから目をそらすのは、精神的な方で危険が孕みます。
ストレスを感じたら、しっかり認めて発散する方に力を入れましょう。
趣味なんかがある人は、それに勤しむのもいいですね。
気の知れた仲間と話すのが好きなら話に花を咲かせてもいいでしょう。
こんな風にストレスは発散させれる様にしていきましょうね。
ストレスを溜めない様に心掛けるだけでも、日常の過ごしやすさが変わってきます。
ここまでが、自分の頑張りで人間関係に立ち向かう術になります。
その他の解決策。

そん悠長なことを言ってられない!
そのレベルまで人間関係に疲れ、心身ともに疲弊しきってる可能性もありますよね。
そんな時に今まで話したような自分磨きをしている余裕もゆとりもないかと思います。
そんな時の解決策も話してみます。
異動を願い出る。
部署などがあるなら、そのストレスになる人と別の場所で働ける様に働きかけてみましょう。
朝仕事に向かう時の気分もだいぶ楽になると思いますよ。
その新しくなった場所では、働きやすく自分の力を発揮して評価されることだってあるかも知れませんよね。
他にも話しやすい人と一緒になったら、毎日の仕事にも会話が出ると気も楽になります。
職場に友人がいるだけで、収入の上昇と同じレベルの幸福感を感じますからね。
仕事を辞めて、職場を離れる。
苦しんでまで、今の仕事にこだわらないと生活できないですか?
世の中、仕事は山の様にあります。
それこそ友人の仕事を思い出してもいいでしょうし、少し身近な人に何の仕事かを聞いてみるのもいいかも知れません。
他人の話は自分の世界も広がります。
今まで見えてなかった仕事なんかも見えてくるかも知れません。
よく、逃げるのは恥だなんて昭和的な考えを聞くこともありますが、死にたくなる程だったり精神を病むレベルだったりで悩み続けるくらいなら、スパッと切ることもアリですよ。
自分が苦しんで入院生活を送ったとして、その後が苦しいものになったとしても、その相手はそんなことも知らず幸せに生きていってるわけですからね。
自分にも幸せになる権利があります、幸せになる勇気です!