我慢するときなどに使われる力として、意志力なんかが上がってくると思います。
ダイエット中に、お菓子を食べちゃったりするのを防ぐときに「我慢だ!」みたいに意志力をバリバリ使っていませんか?

意志力のほかにも、セルフコントロール能力なんて言う自分をコントロールする力も大切になってきます。
要するに「忍耐力」や「自制心」と言われるもの。
これらの能力が高い人のほうが成功するとも言われてますし、ダイエットの成功も頷けます。
セルフコントロール能力の高さのメリット
「食べたいけど我慢しなきゃ!」「今はダイエットのためにこれをやるべき!」
このように、ダイエットに励んでいる時に感じる心の葛藤。
セルフコントロール能力の高い人は、この葛藤が少なく済み精神エネルギーが省エネ状態になるんです。
つまり我慢してるという意識も少なく自然に我慢してるというわけです。
そんなに我慢してつらくないですか?
え?別に我慢してるつもりないんだけど
と言った感じになるわけです。
子どものころから高いセルフ能力を養うことができたら、仕事も健康もウハウハな人生を送れてしまう。
そんな貴重な力になるわけですね。
我慢する力のように見えるこのセルフコントロール能力がダイエットにどう生きてくるのか?
面白いことに自分に甘い傾向にあるという研究もありました。
冷静に考えれば、ダイエットは継続してこそ成功するもの。
自分に厳しすぎると挫折の元だというのも頷けます。
どういうことかを詳しく話していきますと。
- ダイエットプランを立てる
- ダイエットのために食べるべきものを書くグループ
- 食べるのはやめてた方がいいものを書くグループ
- セルフコントロール能力を計るテストをする
- この2グループに分けてダイエット実行
と言う流れです。
ここで驚きの結果が出てるようで、セルフコントロール高めの人は健康的で食べるべきものに挙げた食材でも嫌いなら食べないし、不健康だとわかっていても自分が好きなら食べる。
これに対してセルフコントロール低めの人は、健康的なら我慢して食べていて、健康に悪いものはどんなに好きでも食べなかったそうです。
逆じゃね?と思いそうな結果ですが、ここでネタ明かし!
セルフコントロール高めの人は、より自分が楽にできるように自然と調整する生活を送るようになってたそう。
つまり、嫌いなものを食べなくても他の食材でまかなったり、不健康なもの食べても前後で調整したりを、我慢することなく行えていたそうです。
結局「オレからチョコを取り上げられたらいきていけねー」なんて私のようなタイプの人が、太るから…と我慢し続ける方が結局挫折して失敗に終わりやすいというオチですね。
要するに、絶対禁止にするのでなく前後で調整できるレベルで食べて我慢せずとも長く続くようなダイエットが一番成功すると言う事です。
愛を我慢してはいけないと、そう感じます。
とはいえ、前後で自然に調整できるレベルのセルフコントロール能力の高さを持ってるなら別ですが、あまり自信のない人は2割程度に減らす意識はしましょう。
セルフコントロール能力の上げ方
セルフコントロール、高いほうがいいのはわかった。
でもどうすればあがるのさ?
そんな疑問にお答えするために、日常的にできそうなものを2つほどピックアップします。
その1
ピアプレッシャーを活用する!
ピアプレッシャー=同調圧力。
コミュニティなどの集団の中に入ることで、同じようになることです。
経験や聞いたことがあるでしょう、勉強できるグループと付き合ってたら自分も成績が上がってた。みたいなやつですね。
この力を使うと、セルフコントロール能力が高めの人と同じグループで活動していると自分も自然とそうなってきます。
ダイエット成功する人がいるようなグループなら、なおイイですね。
成功した人、徐々に理想の体型に近づいてる人が一緒にいる環境ならぜひ活用しましょう。
周りにそんなグループ内ですわ~と言う方は、私に一声お声かけ下さい(笑)
その2
共感力を磨く!
驚きの結果ですが、他人の気持ちがわからないワガママな性格の人はセルフコントロール能力は低く、目先の欲望だけを追い求める傾向にあります。
より詳しく言うなら、他人の気持ちがわからない人と言うのは未来の自分も言ってしまえば「今の」自分ではないため共感しにくくなる。
結果、未来の自分を気にかけることもなくなり、セルフコントロール能力が低い状態と同じ感じになるんです。
つまり、日ごろから他人の視点で考えられる人は、その視点を未来の自分視点で使うようにすればセルフコントロール能力が高い状態になれます。
未来の自分が見たら今の自分がしようとしている行動はどう映るんだろうか?
他人の共感が上手な人は、この思考にすればOK!
自分の問題はなかなか解決しないのに他人に的確なアドバイス与えれることありますよね?
そんな感じで客観的に見ることができる強さと言うのは大きいです。
こいつも日常的に他人の視点で考えることで訓練になりますし、アニメや漫画(もちろん映画などでも可)の登場人物の視点で見ることもいい訓練です。
相手の気持ちのわかる人は他人から好かれるだけでなく、将来の自分のためにもなるという嬉しい研究ですね。